IE9ピン留め
昨日は、嬉しい再会がありました。

僕が大学2年生の頃、実習で附属病院に入院中の患者さんとお話をする機会があったんですが、そのときの担当患者さんと4年ぶりに再会したんです。

その人を、仮にAさんとしましょう。
Aさんは僕より5歳ほど年上の男性で、バイク事故で頭を怪我して入院していました。

当初は失語など脳の症状が強く見られていたため、ドクターからは、人と会話したりテレビを見たりして脳に刺激を与えてくださいと言われていました。
そのため、僕は実習後もヒマを見つけて病室に通い、お話をしたり、当時練習していた手品や大道芸をお見せしたりしていました。

その後、Aさんは転院されてしばらく音信不通だったんですが、
それから1年後くらいに、僕が先述したような手品や大道芸を、老人ホームなどで披露していたボランティア活動が新聞に載りまして。
その記事を偶然見つけたAさんのお母さんが、書いてあった僕の連絡先に電話をくれたんです。

それからたまに電話でお話をする付き合いが続いていたんですが、
先日、ひょんなことからAさんご一家が近所でお店を出したことを知りまして。

昨日そのお店を訪ねて、4年ぶりにAさんご自身と再会を果たしました。

Aさんはその後リハビリで大変苦労されたそうですが、
今はすっかり良くなって、立派にお店のお手伝いをされていました。


怪我や病気によって負う障害は様々なものがありますが、
中には、ぱっと見ただけではわからないようなものも多くあります。
そしてそれらは、日常生活や他人とのコミュニケーションなど、
病院から離れて社会のなかに戻って初めて、問題となる場合も多くあります。

大学病院で実習を1年以上やってきても、そういった問題に直面するような経験はなかなかありませんでした。
それに医学教育における“障害”の扱いって、そもそもすごく低いですしね。
障害に対する医師の認識の低さは、もちろん僕も他人事ではないんですが、何とかならないものかと思います。

単に久しぶりの再会というだけでも嬉しかったんですが、
卒業前に改めて大事な勉強をさせてくれたAさんご一家に感謝した一日でした。

# by doggy_cook | 2011-08-10 00:55 | 真面目な日記

ちょっとした縁がありまして、福岡にある「子どもの村」という所に見学に行ってきました。
(ペンシルバルーンを持っていったおかげで人気者でした^^ 子どもは良いわーw)

今年の初めごろは、児童養護施設が『タイガーマスク活動』によって大いに注目されていたものですが、震災もあり、すっかり下火になってしまいましたね。

今日はそんな、児童養護に関するお話です。
(長いうえにカタい話ですが、ご勘弁をm(_ _)m)

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日本には、増加する児童虐待や不況の影響などで、生みの親(実親)のもとで暮らせない子どもが4万人もいるそうです。

そういった子どもの実に9割が、日本では乳児院や児童養護施設で育てられるのですが、これは先進国としては異常に高い割合だといいます。

欧米をはじめとする諸外国では、そういった子どもたちの多くが本来他人である「里親」のもとで、新しい家庭を築いて生活していくのです。


『子どもの村 福岡』は昨年4月に、日本で初めて「施設ではなく家庭での児童養護」を目的に作られました。

児童養護施設に入る子どもたちは、虐待を受けている割合も、それによって何らかの心理的な問題を抱えている割合も多いといいます。

そういった子どもたちが、成長していくのに理想的な環境はどういったものなのか。

自分がもし子どもの立場だったとしたら、
施設での共同生活よりも、自分の里親と本当の家族のように生活ができた方が安心して暮らせると思いますし、
何より愛情を注いでくれる「自分の親」がいるということは、子どもにとって、とても大きなことだと思います。

ですから、施設ではなく家庭で、という理念は僕も素敵だなと思います。


一方で、まだまだ課題が多いのも事実です。

虐待を受けた子どもは精神的に不安定で社会性が欠如しているという地域住民からの厳しい眼(残念ながら、確かに非虐待児と比較するとその傾向があり、偏見だと言い切れないのが口惜しい所です)。

まだ里子は小さい子ばかりですが、児童福祉法で定められている18歳まで育った後、大学などへの進学支援や就労支援まですることができるのかという問題。

そして、実親が存命の場合、里親による養育はあくまで「一時的養護」であり、最終的には実親のもとに返すのが目的ですが、
精神的・社会的な問題を抱えている場合が多い実親が、子育てをできるようにするにはどうすればいいのか。
また、子ども・里親・実親の複雑な3者関係をどのように調整するのか。


そういった課題はあるものの、色々と学ぶべき部分も多くあるというのが僕の感想で。

特に「地域」という単位を基本にして、そこの住民、行政、そして地元企業や、医師・心理士などの専門家といった様々な立場から里親・里子の家族をサポートしていく、という仕組みは非常に感銘を受けました。

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何かと「強くあること」を望まれる世の中だな、と思うことがよくあります。

資本主義や自己責任の名のもとに、失敗や努力不足は「弱さ」として責められ、這い上がるチャンスも滅多に与えられません。

しかし本来、人間は弱くて危なっかしい生き物だと僕は思いますし、
どんな立派な人間であっても、幼いうちは誰かに育てられないと生きていけないし、老いれば誰かに支えられないと生きてはいけません。

何にも倚(よ)りかからず、立派に生きていける人ばかりじゃないから。

弱さを抱えた者どうしが、倚りかかりあって生きていけるような場所があっても良いんじゃないか、というのが僕の考えです。

それは例えば、地域の大人が協力して子どもを育て、若者はそのお返しに老人や病人を支えるという、「地域」を単位としたシンプルな構造でも良いと思うんです。


今回の大震災を通して、支えあうことの大切さを実感した人は多いのではないかと思います。
それがこれからの社会の方向性を変えるのか、それとも何も変わらず忘れられていくのかはわかりませんが、
少なくとも僕個人としては、人と人とが支えあうということについて、これからも自分なりに考えていこうと思います。


やはり長文になってしまいました(^^;
最後まで読んで下さった酔狂な(笑)皆さんに、心から感謝いたします☆

# by doggy_cook | 2011-04-17 13:09 | 真面目な日記

救命センターでの、予想以上に盛りだくさんな2週間が終わりました。
振り返りに代えて、ある日、救命センターを訪れた三人の患者さんの話をしようと思います。
とりとめもない(そしてちょっと重い)話ですが、お付き合いいただければ幸いです。


一人目の患者さんは、50代の男性。
大量に血を吐いて病院に運ばれ、検査中に心停止になりました。
先生達が治療の準備をする一方で、僕は心臓マッサージを引き受けて胸を押し続け、
6分ほどで患者さんはめでたく蘇生。
患者さんが助かった安心感と、ひたすら練習してきた心臓マッサージを先生達にほめられた達成感で、内心めちゃくちゃ嬉しかったんですが、

蘇生の後も、物語はつづく。

病気そのものが治らない状態まで進んでいたため、患者さんの家族から「また心臓が止まったら蘇生はしないでください」との要望があり。
数時間後、再び心停止を起こした患者さんは、そのまま亡くなりました。


二人目の患者さんは、80代のおばあさん。
旦那さんが朝起こしに行ったら、すでに動かなくなっていたらしく。
病院に着いた時には、すでに心停止の状態でした。
蘇生は絶望的で、まもなく、おばあさんの死亡が確認されました。

付き添ってきた旦那さんは、動かなくなったおばあさんの手を、いつまでも握っていました。
他の家族の姿は見えません。長いあいだ、おじいさんとおばあさんの二人暮らしだったそうです。

おばあさんがいなくなっても、おじいさんの物語はつづく。

黙って、いつまでもおばあさんの手を離さないおじいさんの姿を見ていると、もう歳だったんだし仕方ないとは、とても僕には思えませんでした。


三人目の患者さんは、小学1年生の女の子。
車との接触事故で運ばれてきましたが、幸いほとんど怪我はありませんでした。

「あのー」
話しかけてきたのは、事故を知って病院に駆けつけた、女の子のお母さん。
「小児科で子どもと遊んでくれてた人ですよね?」
女の子は、僕が小児科ボランティアによく顔を出していた3年ほど前に、小児科病棟に長期入院していた女の子だったんです。

重い病気を乗り越え、今は元気に小学校に通っているという、その女の子は、
病院の先生達に憧れて、このあいだ作文で「将来はお医者さんになりたい」と書いたんだとか。


一人ひとりの人生は有限でも、いくつもの人生が繋がっていくことで、どこまでも物語はつづいていく。
残酷な気もするけれど、そうでなきゃ寂しいじゃないかとも思います。

いつか消える命を引き延ばすことに意味があるかどうか、自信をもって言うことはできませんが、とりあえず、物語をつづけるための努力は、それなりに素敵なことのように思えます。

5年生の実習もあと少し。
最近「医者になる自信なくなってきた…」と漏らす声をよく聞くようになりましたが、
(というか僕もよく言ってますが^^;)
まぁヘコたれず、お互いボチボチがんばっていきましょう☆

# by doggy_cook | 2011-02-26 02:25 | 真面目な日記

金曜の夜からの当直が、急患続きで土曜の昼まで及び…
何十時間かぶりに病院の外に出たとき、世の中のあまりの明るさに感動してしまいました。

…ああ、なんか春のにおいがする。生きてるってすばらしい…☆
と、恥ずかしい呟きを脳内で繰り返しつつ(笑)そのまま嘉瀬川沿いの土手を散歩してみたり。
(※ここ数日「土手に行きてぇ」と連呼してたほどの土手好きです。賛同者募集♪)
伸ばしっぱなしだった髪を切ったり、普段あまりしない外食をしてみたり。
すご~くちょっとした事で、やたら幸せ気分になってる自分がいます。
なんというか、「幸せ閾値」がおそろしく下がっているんでしょうね…お得だな、自分(笑)


そんな風に、ちょっと人生観が変わるくらいの濃厚な毎日を、救命センターで過ごしています。

救命センターでの実習は、今までの大学病院での実習とは大きく違うところがありまして。

今まで会った患者さんの多くは、すでに自分がどんな病気なのかをある程度知っていて、
本人も家族も、それなりに腹をくくって入院していました。(もちろん例外もありましたが)

でも救急車で運ばれてくる患者さんや家族は、ほとんど心の準備もないまま、病院という非日常の世界に放り込まれるわけで。

救命センターでは患者さんの家族に問診をするのは学生の仕事なんですが、
話を聞くとき、家族の方の表情や言動には、動揺や不安や悲しみが本当に生々しく滲んでいて。

自分が今まで大学病院のベッドサイドで患者さん達と接して感じてきたものは、病気というものに対する不安や恐怖の、ほんの一部でしかなかったんだと改めて気付かされました。

うわー、怖ぇ怖ぇ。
医者ってホントすげー事してるなぁ。
…なんて、子どもみたいな感想を今さら抱いております(^^;


しかしまぁ臨床実習で、こんな情緒的なことばっか感じてるの僕だけっすかね?笑

でも僕みたいな浅い人間にしてみると、なかなか衝撃的な出来事の連続なんですよ、ホント。

他人の人生のドラマチックな部分にぐいぐい入り込んで、場合によっては死に際や生まれる場面にも立ち会って。

医者としてどうかは置いといて、人として、まだ若いうちにこんな経験ができてることは本当にスゴいことだなって思います。

いろんな人に感謝。

明日からも実習がんばります☆

# by doggy_cook | 2011-02-20 22:36 | ふつーの日記

そうだ、山に行こう。

突然そう思った理由はいくつかあって。

一つめは、今日の実習が予想外に昼までで終わったこと。

二つめは、明日からの連休は天気が崩れるらしい、ということ。

三つめは、最近グジグジして、たるんでた根性を叩き直すきっかけが欲しかったこと。


ということで、山に行ってきました。

チャリで。

目的地は、佐賀大学医学部キャンパスから北に約15km、標高約500mの場所に位置する「三瀬ルベール牧場 どんぐり村」。

ここで売ってるパンがまた美味しいのです☆

…いや、違いますよ? あくまで根性を叩き直すた(以下略)


去年の夏から乗っている愛車(チャリだけど)は、クロスバイクとはいえ完全に街乗り仕様。
大丈夫かな、と一瞬不安が頭をよぎりましたが、
高校時代にママチャリで俵山峠(標高700m)を登ったこともあるし、大丈夫!と判断。

が。

山道を登っていくにつれ、不穏な看板が。

「路面凍結注意」

いやいや、そんな大げさな…と思いきや、さらに登っていくと道路脇には雪が!

「この先 チェーン規制」

っていう看板もあり、

チャリって、チェーン規制に引っ掛かったらなんて言われるんだろう…とドキドキしつつ。

真冬に汗だくになりながら、急勾配を登ること1時間。


なんとかチェーン規制に阻まれる前に三瀬に到着!

よし! 着いた! おなか空いた!

いざ、どんぐり村へ~と思ったら…



「 本 日 休 園 」

見事なオチがつきましたとさ。

ちゃんちゃん。



ちなみに、しょんぼり帰路についた犬崎を、今度は下り坂の恐怖が襲うのですが…それはまた別の話☆

とりあえず、良い精神修行にはなりました(笑)

# by doggy_cook | 2011-02-10 20:40 | ふつーの日記

すごい雪でしたねー。

週末は広島に行ってたんですが、大雪と通行止めと大渋滞に引っ掛かり、帰るのも一苦労だったんですが、いざ佐賀に戻ってきたら
「…ここどこ? アラスカ?」みたいな光景が広がってて…(アラスカ行ったことないけど)

なかなか貴重な体験でした。いや、無事に帰れてよかった~(^^;

で、そんなにまでして広島に行った目的は、いつものALSワークショップに参加するためだったんですが、いやーーーーー楽しかった♪

各地のワークショップで知り合った広島大の皆が開催するワークショップなんで
楽しくなるに決まってる!とは思ってたんですが、予想を軽々と越えられてしまいました。

具体的な話は書きだすとキリがないし、参加してない人はわからないと思うので詳しくは書かないですけど、笑いあり感動ありの48時間で、本当に参加して良かったです☆


で、ここからは前回に引き続き青臭い話でして(笑)苦手な方はご遠慮くださいね(^^;

今回の代表をつとめた子が、こんなこと言ってたんですよ。
「別れがあるのは、確かに出逢ったっていう証拠」

本っ当に、そのとおりだと思うんです。
今までぼんやりと持っていた思いが、しっくりと言語化された気がして、胸に響きました。

ここからは僕なりの解釈で、彼女の思いとはズレるかもしれないんですけどね。

生と死が切り離せないように、出逢いがあれば必ず別れがある。

でも、どんなに別れが悲しくても、出逢えた喜びは確かにあったはず。

同じように、どんなに死ぬことが怖くて苦しくても、
生きて、誰かと出逢って、笑いあった事実は確かに残るはず。

だから、死んでいく苦しみが生きてきた喜びを塗り潰してしまわないように、
僕は緩和ケアの道に進もうと思ったんじゃなかっただろうか。
そのことに改めて気付かされて、ここのところ抱えていたモヤモヤしていた気持ちが、
さーっと晴れていったような気がしました。

僕は、マイナスを減らそうとする考え方ばかりしてしまうけど、
彼女のような人はきっと、プラスを増やしていくことができるんだろうなぁと思います。

自分と違う見方に出逢うことで、物事がこんなにも姿を変えるなんて。
出逢いの力って、ほんとスゴイんだなーと改めて驚かされました。


とにかく、おかげさまで前に進む元気をたくさんもらったので
明日からも、がんばっていこうと思います(^^)


…思うままに書いちゃったけど、こういうこと書くと、なんか色んな人にイジられそうな気がするなぁ…(笑)

# by doggy_cook | 2011-02-01 01:48 | 真面目な日記

久しぶりに青臭い日記を書きますが、少々お付き合いください(^^;

年明け一発目は精神科での実習でした。
何かと縁の多い科なんでちょっと心配してたんですが、いやーなかなか…

どうも僕は、昔から感化されやすいというか、他人の感情の起伏に流されやすいようで
目の前にいる人が辛そうだと、自分まで辛い気持ちになってしまうところがあります。

普通なら「人が良い」で済むんでしょうが、医療者となると、そういうことでは困ります。
なので、なるべく割り切って考えるよう心掛けてはいたんですが、
精神科の患者さんというのは、感情のブレーキが効かなくなっている人が多くて
感情が剥き出しで目に見えてしまうので、それに流されないようにするのは大変でした。

やっぱり自分は、医者になるにしては精神が脆弱すぎるなぁと感じつつ、迎えた最終日。
外来で出会ったのは、進行癌の告知をされたショックで心の病気になり、精神科にやってきた男性でした。(※守秘義務もあるので、詳しい病名などは伏せます)

外来で主治医から癌の告知をされ、詳しいことを聞こうと質問を重ねていたら、
「その説明はさっきしたでしょう?」
「他の患者さんもいるので、あなただけに時間はかけられないんです」
と予約患者のリストを見せられ、20分ほどで診察室から外に出されたそうです。

まぁ、その主治医の先生も本当に忙しかったんでしょうし、頭越しに責められませんが…
涙ながらにそのことを語る患者さんを前にして、憤りを通り越して、愕然とさせられました。


臨床実習が始まって9カ月。医者の仕事ぶりを間近で見て感じたのは「医者も人なり」ということでした。
世間から課せられるハードルは高いけれど、医者は聖人君子でもスーパーマンでもなくて、
疲れるし、失敗するし、サボりたいし、遊びたいし、家族だって恋人だっている。
だから理想ばかりも言っていられない、とは僕も思います。

しかし、だからといって、人を傷つけることにここまで無関心で良いんでしょうか?

病状説明を指す「ムンテラ」という言葉が、「mundtherapie=口(言葉)での治療」の略であるように、言葉はそれだけで人を癒す力を持っています。
しかし反対に、医療者の言葉は患者さんを傷つけることもできます。

確かに、患者の感情に右往左往していたら治療は上手くいかないかもしれません。
でも、他人の心の痛みもわからないような医療者…というかそういう人間には、ぜってーならねぇぞ!! と、強く思いました。

こんな甘ったれた危なっかしい精神でも、なんとかやっていけるようになるため、
さらに精神修行を重ねようと思います☆


いやー、なんか久しぶりにアツくなって書いてしまいました(^^; あー恥ずかしい恥ずかしい(笑)
でもこんな日記も若さの記録なんで、消さずに残しとかなきゃいけませんね。

来週からは難関・胸部外科!
それを乗り越えたら、待ちに待った広島ワークショップです♪
風邪だけは引かないよう、気をつけまーす!

# by doggy_cook | 2011-01-15 20:53 | 真面目な日記

早くも佐賀に戻ってきました(^^;

年末は実家だったんで一年を振り返ったりできなかったんですが、
明日も朝から実習なんで、やっぱり振り返れません(笑)

でも昨年の経験とか反省とかから、
今年は今まで以上に、毎日を大切に過ごしていこうと思ってます。

今できることを、後回しにしない!
つまり、攻めの一年にするぞ!ってことで♪

それから、感謝と謙虚さを絶対に忘れないようにしないと。
去年はホンっト、色んな人にお世話になったんで。

きっと勉強とか忙しくなってくると、精神的余裕もなくなってくると思うんですが
そんな中でも、周りへの感謝とか気配りとかを疎かにしたくないですね。

そして最大の目標は、
いま言ったような目標を忘れないようにすることですよね(笑)


まぁそんな感じで、今年も元気にやっていこうと思います(^^)

皆さんにとっても、今年一年が良い年になりますように☆

# by doggy_cook | 2011-01-04 00:33 | ふつーの日記

昼過ぎに、大学の産婦人科から突然の電話が入りました。

「お産、来たよ!」

きたーっ!! ということで大学に直行。
一応すでに冬休みなんですが、産婦人科実習のとき自然経腟分娩(いわゆる「普通のお産」)を見られなかったので、お産のときは呼んでください!と先生にお願いしてたんです。

同じくお産を見れなかった実習仲間は
「自分の子どものときに取っとく」と言っていて、それもアリかなーと思ったんですが、
考えてみると、自分の子どものお産を見れる保証はないですからね(^^;

分娩室に駆け付けてから、30分ほどで胎児娩出。
(そのときの自分のリアクション⇒)「おおーっ!出てきた出てきた!」
出てきて20秒ほどすると、おぎゃーおぎゃーと元気な声。
(そのときの自分のリアクション⇒)「おおーっ!きた!泣いた!やった!」

…小声とはいえ、我ながらアホみたいなコメントを連呼してました(笑)

予定日を若干過ぎて生まれた赤ちゃんは、皮膚もピンと張って、目もぱっちり。
うっわ…かわいい…
思わず顔がゆるみそうになるのを堪えてたんですが、赤ちゃんのお母さんに
「かわいいでしょ?」
と訊かれて
「はい!」
と、めちゃくちゃ良い顔で即答してしまいました(笑)


さっき「普通のお産」なんて書きましたが、普通に生まれるのがどんなに難しいことか。
周産期の様々な疾患を勉強した人なら良くわかっていると思うんですが、
何の問題もなく生まれて育つって、本当はすごく奇跡的なことなんですよね。

今回だって、お母さんは元々病気を持っている方で、母児ともに出産に関わる多くのリスクがありました。
それでも元気に赤ちゃんが生まれたのは、すごいことだなーと思います。

でも生まれたってことは、これからも生きていかなきゃいけないということで。
生きていると、楽しいことばかりじゃなく、苦しい事や悲しい事も色々あるんだろうけれど、
何はともあれ、健康に育ってくれたらいいなーと切に願います。


そういえば、ちょうど今日ラジオで
「誕生日には、自分から親に『産んでくれてありがとう』とプレゼントを送ります」
って投稿があって、すごいなー考えもしなかったなーと思ったんで、
卒業して自分で稼ぐようになったら(そしてその頃まで覚えてたら^^)、そうしてみよっかなーとか考えてみたり…。


うーん、なんかお産見て色々思うことがありました。粘って良かった♪
てことで、目的も達したことだし明日帰省します☆

# by doggy_cook | 2010-12-28 15:50 | ふつーの日記

なんと7月以来のブログ更新。ひどい放置っぷりでスミマセンm(_ _)m

実習とか、ACLSのワークショップとか、地域での蘇生法講習会とか
振り返ってみれば、めちゃくちゃ色々なことがあった下半期でした。

叶いっこないと思っていた願いが叶ってしまったり、

その一方で、やっぱり叶わない事があったり、

浮かんだり沈んだり、変われたり、変わらなかったり…

でもまぁ、僕は相変わらずです。
常に体調不良ですが(笑)、それでも元気にやってます♪

一つだけ、決定的に変わったのは他人との関わり方かもしれません。

今までは割と、おっかなびっくり他人と付き合ってきた自覚があるんですが、
なんだか最近、そういうのが薄れてきた気がします。

それもこれも、沢山の素晴らしい出会いのおかげなんでしょうね。
誰かと出会うことで、良いことも悪いことも色々起こるけど、
それでも出会いなしに人は前に進んではいけないんだなーと心底実感した、ここ数カ月でした。


そうそう。佐賀は今、大雪です。

こんな寒い日って、みんな何してるんですかねー。雪とか日本中で降ってるのかな?

僕は寒いんでウチにこもってます(笑)
実習中は何かとバタバタだったんで、2,3日はじっくり一人で勉強するつもりなんですけど、
久しぶりに一人になると、やっぱちょっと寂しいですね(><;

でも、こんな時間もそうそう取れるものじゃないですから、
しばらくは自分と真正面から向き合って、色々なことを整理していこうかなーなんて思います。


なんか我ながら根暗な気もしますが…気にしない気にしない(笑)

ではでは、また気が向いたら何か書きます☆

# by doggy_cook | 2010-12-26 14:08 | ふつーの日記

実は、佐賀大学の整形外科って日本一なんですよ。

何が日本一って、人工股関節全置換術の手術件数が、ぶっちぎりの日本一。
つまり、股関節の手術のメッカなんだそうです。

ということで、2週間の整形外科実習で見たのは・・・

股関節、股関節、股関節、膝、股関節、膝、股関節、股関節・・・

という調子でした。

本当は整形外科って、外傷も、先天奇形も、腫瘍も扱っちゃう非常に範囲の広い分野なんですよね。
いわゆる「スポーツドクター」も実は、多くが整形外科医です。

しかし、附属病院は股関節手術に特化しており、症例のバリエーションとしては少なかったと思います。
そのぶん、症例数はケタ違いに多いわけですから、技術の高さは補償付き。
医局の雰囲気も、どこか老舗の高級料亭のように統制が取れているというか、
同じ体育会系でも、消化器外科とはまた違った雰囲気でした。

正直、僕はそーいうの苦手なので(笑)。ふーんって感じで2週間を過ごしたんですが、

最終日の外来で、股関節の手術をしたおかげで歩けるようになったおばあちゃんが、
涙目で「ありがとうございます!」と言っている姿を見たときには、

あー、やっぱ外科医ってヒーローなんだなぁって思いました。

整形外科は、命に関わる疾患こそ少ないですが、患者さんの生活、つまり人生を輝かせることのできる科だと思います。
長い下積みに耐えられる人、そして患者さんを治す達成感を得たい人は、整形外科向きかもしれませんね。


【今日の一曲】

 「train」  さかいゆう

山崎まさよし、スガシカオ、スキマスイッチ、秦基博・・・良質なアーティストを多数輩出するオーガスタレコードの新星・さかいゆう。
昨年リリースされたメジャーデビューシングルの「story」が、ラジオを中心に人気を博し、先月には1stアルバムがリリースされています。

…まぁ、見た目はポッチャリしたノビ太くんなんですが(^^;
歌声はツヤのある爽やかボイスで、歌唱力も抜群です。
なんか、Going Under Groundのボーカルといい、MOOMINといい、良い声のボーカリストって体型が・・・(以下略)

紹介した「train」は映画の主題歌にもなった心に染みるバラードですが、個人的にはソウルあふれる「SHIBUYA NIGHT」という曲も好みです♪

聞いたことの無い方は、ぜひ御一聴のほどを☆

# by doggy_cook | 2010-07-16 23:13 | ふつーの日記

小児科の実習が終わりました!

今回の実習は、大学の付属病院ではなく県立病院での実習だったんですが、難病の患者さんの多い大学病院とは一味違った環境で実習することができました。

5年生ともなると、そろそろ卒業後の研修先も考えなくてはならない時期ですが、今のところ僕の第一志望は今回お世話になった県立病院なので、じっくり実習をする機会を得られたのはラッキーだったと思います。

小児科、というより内科の先生達は、やっぱり考え方の筋道がしっかりしていてスマートですね。
何気なく丸暗記していた知識にも、しっかりと理屈があって、それを理解すると簡単かつ応用の効く知識を身につけることができる、ということを再認識しました。
来月からは大学病院の内科をまわりますが、大学病院の内科ってまた雰囲気違うんでしょうね。

それにしても、子ども達かわいかったなぁー(#^^#)
注射でワーワー泣きながら、お母さんに「ほら、先生にありがとうは!?」って言われたら、「あんがと!」ってちゃんと言うんですよ(笑)

僕と同世代の親御さんとかいるし・・・
ちょっと子どもが欲しくなったりしました(笑)

# by doggy_cook | 2010-07-05 07:40 | ふつーの日記

脳外科と消化器外科の実習が終わりました。

とくに消化器外科は、一年間の実習のなかでも1,2を争う大変さといわれる科。
確かに、朝から夜までぎっしり詰まった忙しい日々でした。
しかしその分、いろんな経験もさせていただきました。

外科医の仕事というのは、スポーツやゲームに似ているかなと思います。
技術を磨き、腫瘍を取り出し、患者さんは元気になり退院していく。
そういった、なんというか達成感のある仕事ですよね。

外科向きの人は、そういう達成感を感じながら仕事をしていきたい人かなと思います。
そのせいか、外科の先生達は体育会系のストレートな性格の人が多かったです。
もちろん良い意味ですよ(^^) さっぱりしてて皆カッコよかったです。
あと、朝から夜までのハードな仕事に耐えられるタフさも必要ですかね。
(ちなみに脳外科には女性は1人、消化器外科は女性ゼロという男所帯でしたw)

外科には正直興味がなかったんですが、働く環境としては良いな~とは思いました。
まぁ、やっぱりなる気にはなれませんが(笑)


【今日の一曲】

 「Wind Climbing~風にあそばれて」 奥井亜紀

覚えている人は「懐かしい!」と思われることでしょう。
小学生の頃にテレビでやっていた「魔方陣グルグル」というアニメのエンディングテーマです。

『どうにもならない今日だけど 平坦な道じゃきっとつまらない
    君と生きてく明日だから 這い上がるくらいでちょうどいい』

子どもながらに良い歌だなぁと思っていたのですが、20代の今になって聴いてみると、
改めて歌詞の良さが心に染みて、なんだか前向きになれました。
そんなわけで、最近自分のなかでリバイバルヒットしています(^^)

# by doggy_cook | 2010-06-12 09:57 | ふつーの日記

同じマイナー科でも、前回の眼科とはなかなか趣が違いましたね~皮膚科は。

皮膚科というのは文字通り、皮膚に現れた病変を治療するわけなんですけど、
その原因は皮膚にあるとは限らなくて、内科的な疾患に起因する場合も多いんですよね。

言い換えると、何かの病気の一つの症状として、皮膚に異常が出る場合が多い。
つまり、そのサインを正確に読み取れれば、体表からの観察だけで
疾患の見当をつけることも出来るわけなんですよね~。

いやー、思った以上に深い! なかなか興味深かったです。
実は皮膚科って、講義で習ったときは苦手だなぁと思ってたんですが、
実習で回ってみると、けっこう面白いなと思えてきました。

ただ、恥ずかしながら僕はグロいのがちょっと苦手でして…(--;
手術見学では平静を装いつつ、内心「うわぁ…」とか思ってしまってました…

それと、専門の分化している大学病院では特に、皮膚科が口を出せる範囲って限られてるんですよね。
だから、内科と密接に関わっているとはいえ、治療は基本的に内科任せになってしまうのは、物足りないかなぁというのが僕の印象でした。

皮膚科向きなのは、とりあえず皮膚の病変を見ても動じない人(これ重要)。
急変するような病気は比較的少ないので、割とのんびりした性格の人も向いてるかと思います。

そして、患者さんは老若男女を問わず、元気な人もそうでない人もいるので、
コミュニケーション能力の高さは、内科医並みに必要かと思います。

しかし、皮膚科の知識は、しっかり身に付けときたいなぁとしみじみ思った二週間でした。
これからは苦手とか言わず、ちゃんと勉強しまーす!


【今日の一曲】

 「ソラニン」 ASIAN KUNG-FU GENERATION

先日、映画「ソラニン」を観てきました。
原作の漫画も読んだのでストーリーは知っていたんですが、感動してあやうく泣きそうになってしまいました。
音楽のパワーってのは侮りがたいもんです…。

テーマ曲のソラニンは、劇中では主演の宮崎あおいが歌います。
この映画の為にギターを始めたらしいんですが、そうは思えないほど堂に入っていたし、
何より歌声が、上手いというか、すごく熱くてロックでびっくりさせられました。
某エリカ様なんかより全然上手いと思うんですが、CDとか出さないんでしょうかね。出さないでしょうね(笑)

アジカンのことは、メジャーデビューの少し前にラジオで紹介されてて知ったんですが、
初めて彼らの曲(たしか「遥か彼方」)を聴いたときは、すごく衝撃を受けました。
独特の吠えるようなボーカルや、サビに至る曲の盛り上げ方は、ホント鳥肌ものでしたね。

ただ、その独特さから「曲調がいつも一緒」と評されることも多いんですが…
2008年のアルバム「サーフ ブンガク カマクラ」あたりから、新境地が拓けたように思います。
アジカンを敬遠していた人も、最近の曲を聴いてみたら印象が変わる…かも?(^^;

しかし、この「ソラニン」は、むしろ初期のアジカンっぽい曲なんですよねぇ。
もしかすると、作中の悶々とした若者たちの姿に自分を重ねて、あえて青臭い曲調にしたのかも。


とりあえず、個人的には宮崎あおいが歌うバージョンの方が好みです(笑)

# by doggy_cook | 2010-04-30 00:19 | ふつーの日記

先週の話なんですが、小説「チーム・バチスタ」シリーズでおなじみの作家・海堂 尊さんが佐賀に講演にいらしたので、友達と聴きに行きました。

どうして佐賀に、押しも押されぬベストセラー作家がいらしたのかと言うと、
佐賀大学医学部の附属病院に、4月から「Aiセンター」ができた記念だそうで。

病院の内外で亡くなった人の死因がハッキリしない場合、
今までは必要に応じて遺体の解剖を行っていたのですが、
時間もかかるし、お金もかかるし、遺体を余計に傷つけることにもなるため、
ご遺体の解剖をご家族がためらわれるなどの理由で、解剖率は低迷していました。

そこで提案されたのが「Ai(死亡時画像診断)」というもので、
とりあえずCTやMRIで遺体の画像を撮り、それで死因が診断できればそれでOK、
わからなければ改めて解剖を検討しよう、という考え方です。

つまり「Ai=遺体の画像診断」ということで、とてもシンプルな考え方なんですが、
生きている人間と亡くなった人間を同じCTやMRIで撮るのか!?
といった反対意見などがあったんですね。

それならば、と我が佐賀大に作られたのがAiセンターなわけで。
わざわざAi専用のCT(しかもこれが高性能)を購入するという気合の入れ様。
しかも、完全に病院のお金と考えで作ったというのが画期的なポイントらしいです。

なんでも、ここ最近各地に少しずつ増えてきたAiセンターは、どれも「司法解剖」の為のものだったそうで。
その何がいけないかと言うと、ちょっと難しい話になるんですが、
「司法解剖」はあくまで、亡くなった人の死因に事件性がないか?ということを調べるためのものなので、
解剖によって得られた情報は、警察の「捜査情報」ということになり、
死因を知りたがっている家族に、情報が隠されることがあるらしいんですね。

それに対して、一病院が自主的に作ったAiセンターは、
純粋に、死因を知りたがっている家族へのケアとしてAiを行いますから、
司法解剖のような問題がないんだそうです。

ということで海堂さんは、ウチのAiセンターを不気味なくらいベタ褒めして帰っていかれました(笑)

しかし思うのは、せっかく作ったAiセンターも、使われなければ意味がないということ。
今のところ病院側のスタンスとしては「家族から要請があればAiを行う」そうなので、
患者さんやご家族がAiのことを知らなければ、活用されずに終わってしまいます。

なので、病院側にはもっと積極的なアピール活動を望むとともに、
僕もブログで取り上げてみようかな、と思った次第です。


あ、ちなみに海堂さんの印象なんですが、
「医者が作家もやってる」と言うより「作家が医者もやってる」と言った方が良いような、
典型的な文系タイプのおじさまでした。

一部でゴーストライター説もあるようですが、おそらくガセでしょう。
ちょっと気取った話し方が、作中の登場人物のセリフ回しそのままでした(笑)
見た目、普通のおじさんなのに…(失礼)


【今日の一曲】

 「Stay」 GARNET CROW

昔から「名探偵コナンの曲を歌ってる人達」として知られるGARNET CROW(笑)
僕も入口は同じで、もともと特に意識していたわけでも無かったんですが、
高校の頃にふとアルバムを借りてみて、かなりハマった覚えがあります。
それ以降、ときどき思い出したようにマイブームがやってきては聴きまくるんですよねぇ。

彼らの楽曲の特徴は、全体的に感じられる薄暗い冷めた雰囲気。
かなりクセのある中音域のボーカルと、文学や宗教の要素が織り交ぜられた歌詞。
そして、キーボード主体の屋内系アレンジ。
それらの要素が、調和したり不調和したりしながら作りあげる空気は、彼らのデビューから10年がたった今でも、唯一無二のものとして存在しています。
いつまでもマイナーな印象がぬぐえないのは、所属レコード会社の問題だと思うのですが…まぁそれは置くとして。

今回のマイブームのきっかけは、紹介した「Stay」という曲。
作曲を担当しているボーカルの中村さんは、ときどき凝り過ぎて妙な曲を作るんですが(笑)
この曲は、その凝り方が完全に良い方向に働いたように思います。
GARNET CROWは初期の曲が好きな僕ですが、ひさびさに大ヒットでした。

ちなみに最近気付いたんですが、キーボード&作詞のAZUKI七さん、めっちゃ美人っすよね!
ファンの方には今更何言ってんだと言われそうですが…すいません、そういうのなかなか気付かない人なんです…(--;)

# by doggy_cook | 2010-04-23 23:10 | 真面目な日記

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